ルチア

我輩はカモであるのルチアのレビュー・感想・評価

我輩はカモである(1933年製作の映画)
2.2
NHK BSPにて鑑賞

マルクス兄弟の名前くらいは知ってたものの多分その映画は今まで観てなかったかも。
なので当然にこの映画も初見です。

戦争風刺的な内容もあれど、やっぱりコメディとして観るのがいいのかな。
ただ、冒頭から怒涛のように繰り広げられるコントの連続は、今の私にはちょっとついていけず、むしろイライラしてしまった(笑)

しかしながら、鏡のシーンなどは、ほぼそのまま後年の志村けんさんがやってましたから、ここに原点があったんだなぁと感慨深い。
そんな志村さんのコントのお手本と思って観ていれば、すべてが志村さんに置き換わってそれなりに楽しめた。

ただ、英語の言葉遊びみたいのを無理矢理?日本語字幕に意訳してるから、英語が分からない私にはその辺が気になって。

なので、他の方の評価にもあるように、ある意味教科書なので記録として観るには興味深い映画でした。
ルチア

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