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ザ・ハウス 呪縛の時計塔/ザ・ハウス ~呪縛のAIマンションのbviのネタバレレビュー・内容・結末

2.2

このレビューはネタバレを含みます

おもしろそうなあらすじだったので観てみましたが、詰め込みすぎていてよく解らなかったというか、私には難しかったです…。

ハイテク高層マンションが舞台ですが、ハイテクというわりにはエレベーターが手動で扉を閉めるタイプで、え?となります。そしてマンションの全貌の画もないので、高層かどうかも判らず、高層と設定する必要はあったのかなと…。

またこの高層マンションは新築なので、ロビーを行き交う住人の画なんかもあるのだろうと勝手に思い込んでいたのですが、そういった描写もなく、ほぼほぼ主要人物のみの登場です。背景の画に創り込みがないというか、平面だけというか…。

ストーリーに関してはシャイニングを彷彿とさせますが、作中でも『魂』と言っているので、心霊もののような怖さは薄いです。

そして私が難しく感じた点は、ドッペルゲンガーの解釈について。もう一度ちゃんと観直せば理解できるのかもしれませんが、また観ようとは思えず…。というのも、ラストシーンを見たときに「The完結!」と思ってしまったので、もうこのままでいいかなと…。

ストーリー自体はおもしろくて、結末も好きでした。ただ、ストーリーの割りには創りが淡々としすぎているような気もしたので、その点については少し残念だったように思います。

余談です。
うろ覚えなのですが、食肉加工工場が舞台の猟奇殺人的なホラー映画って、ほかにもありませんでしたか?結び付けやすい舞台設定なのかなぁと…。
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