原作は国内ミステリーランキングで
見事4冠も受賞した作品。
僕は原作も一応、既読です。
映画化のハードルも高かった事でしょう。
中村倫也さん、神木隆之介さん、
浜辺美波さんなどキャスト陣も豪華なので、
より期待値も上がっていた気がします。
ですが、ハードルも期待値も
上がり過ぎていたかな？と思いました。
2時間という枠組みの中で、
原作にはだいぶ近づけていますが、
作品の雰囲気がコメディに寄り過ぎていたのが、
少し気になりました。
これは個人的な事ですが、
原作の"ここのシーンないのか"って所もあったので、
それもモヤモヤ…。
ミステリーというと、現実的なモノという
固定概念がある方々も多いと思うので、
ゾンビをトリックに使用するというのが、
受け入れられない方々も
それはしょうがない気がします。
初めて原作を読んだ時は、
作品の暗めな雰囲気と固定概念をぶち破る
斬新なトリックに、
"そうきたかw"と楽しく読めましたし、
書評などの内容も納得できる部分も
多々あったのですが…。
初っ端からあの方が退場するのも
低評価の要因の一つかな？とは思います。
神木隆之介さんと浜辺美波さんの
掛け合いは笑える場面もありましたし、
ほぼ2人以外は空気の様になっているので、
2人のファンの方はより楽しめるかな？と
思いました。
明智の最後の言葉が気になる方は、
鑑賞してから調べてみて、
原作も読んでみる事をオススメします。
