ビジュアルがとても魅力的で、ピノッキオのフィギュアとか欲しくなった。ただ、動きに違和感が無さ過ぎて、ストップモーションじゃなくてCGみたいだなっていう、むしろマイナスの感想を抱いてしまった。今の時代にこれをストップモーションで作る技術的な意味はあるのだろうか？素人発想すぎて怒られそうだけど、そんな風に思ってしまう。
キャンドルウィックがとても良いキャラクターなので、彼が関わるお話をもう少し見たかった。もっとえげつない目に合うのかと思ったら、フェードアウトしてしまって残念。
単純なハッピーエンドではなく、最後にピノッキオの周りの死を描いたのが切なくて好き。彼がどうやって乗れ越えられたのか、彼自身がどんな最期を迎えたのか見てみたかった。総じて、もっとえげつない所を描いてくれたらもっと好きな映画になったと思う。
