にっしー

行き止まりの世界に生まれてのにっしーのレビュー・感想・評価

3.2
黒人のキアー、若くして子持ちになったザック、この映画を作った監督のビン、主な登場人物の3人の、ドキュメンタリー
スケートボードで繋がっている家族にも等しい友人同士

イリノイ州ロックフォードは、米国の衰退の先端ともいえるラストベルト、取り残された場所の様で、貧しい生活を送る人や家庭内暴力も多い💦
のは、映画の中の字幕で知った😢

それぞれ家庭には問題を抱えていて、
映画ではそこにグイグイ切り込んでいって、
結構キツかったなぁ、、、💦

3人とも虐待に近い悲しい経験をしていて、その気持ちをぶつけるか忘れ去ろうとするかの様に、スケボーに夢中になっている

滑っている時のカッコいい様だけじゃなくて、家族にも取材していて、中でも印象に残ったのは監督のビンのお母さん
再婚した相手がまだ子供だったビンに虐待していた事、知っていたか?と問われて、泣いてしまうシーン
悲しくて、ちょっと見ていられんかった😢
でも、お互いに話して、ビンも少しスッキリした顔になっていて、子の幸せを願っているのが伝わってきて救われたような気持ちになる😌
その後、お母さんまた再婚ですと!逞しいなー😵

みんな停滞した状態から、それぞれいい表情になっていってもいて、行き止まりの世界から、前に進もうとしているんだね!😊
と、勝手に思っている
にっしー

にっしー