m

行き止まりの世界に生まれてのmのレビュー・感想・評価

4.1
mid90s観ようと思ったけど良い席空いておらずで思いがけずこちらの作品を鑑賞。

アメリカイリノイ州のラストベルトと呼ばれる地区で育った3人がスケボーで繋がり、撮影を通してそれぞれの境遇を追っていくドキュメンタリー。

まず、監督自身10代から12年間撮影し続けてきて、大量の素材からあれだけ魅力的に繋ぎ、凝縮され、それぞれの表情の移ろいが素直に入ってくるのがすごすぎる。絶対私には出来ないと思った。笑ドキュメンタリーとは思えない完成度。。
しかも最初はただのスケボー映画にしようとしてたらしいから尚すごい。

そして、キアーもザックも監督も、
それぞれの抱える問題や想いが捻りなくストレートに伝わり過ぎて寂しかった。自由ってなんだ!?家族ってなんなんだ!?

ザックの、
"世界が最低なのは自分がクソだからだって認めたくない"
みたいな言葉、抱きしめたくなったわ、、
m

m