k2019

アブダクションのk2019のレビュー・感想・評価

アブダクション(2017年製作の映画)
3.0
個人的には積極的に観たい映画ではないんだけど、誘われて観た映画。
面白くなかったらどうしよう、と思って観る前からコワイ。(そっちが)

けど、本題に入りシェーン・アシュモアが出てくるあたりでいきなり安心感を覚えます。
なんか、どこかで見たことある顔、マーベルにいなかった?的な安定感を感じるからすごい。(観てる最中は思い出せませんでしたが、彼はX-MENメンバーだったのですね!あの頃若いボクちゃんに見えてたなー)
主役?のFBIエージェントの彼女(アマンダ・シェル)も役どころに説得力のあるキャラになってて良かったです。
あと、キーマン的な?ジャクソン役(マイロ・ヴィンティミリア)も家族愛があるような、イカレてるような、まともなような、そういう複雑さが十分に表現されていて良かったです。(あ、奥さんも良かった!)
全般的に俳優さんがみんな良かったので最後まで退屈にならずに観られました。
ただ、こういう作品ならではの主役が特定できない感じとか、この映画で何を伝えたいのかはよく分からない感じはありますが(私には)
最後まで面白く観ることはできました。

クリーチャーもすごくいい感じに最悪だったのも良いです。
こういう映画でクリーチャーが「さほどでもない」とか、チラ見しかさせられないというのが一番がっかりです。

オチが「え?続くの!?」的な感じで、やる気なのか、最近のスタイルなのか、その両方で何かあっても使いやすく仕上げておきましただけなのか、わかりませんが。
MEGよりは面白かったし、もうちょっと掘り下げても面白くなる作品ではないかと、私は思いました。

あと、相変わらずですが、原題のほうがいいです。
邦題って、いつ見ても日本人として恥ずかしさしか感じません。
私はこの作品も、まずは「これはデビルズ・ゲートっていう映画なんだ」とタイトルを再認識してから観ました。(邦題は忘れたい)
k2019

k2019