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天気の子の親友のレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
3.5
澄み切った青い青い空、ワタアメのような甘い甘い雲・・・・・・。

あのね、この映画を一言で表すなら「小泉進次郎」。これ以上ないよ。
でも、セクシーかと問われると、う~ん。首がかゆいな。

雲の隙間から差し込む光が眩しくて、小っ恥ずかしい。
熱い純粋な思いが伝わってきて、共感性羞恥。
雨を知らない無垢な空に、足を滑らしてスリップ。

曇った空はより曇り。晴れた空はいつもの通り。無垢な空にはきっと届く。
空は常に移り変わるもの。全ては雲のように流れ去る。

小泉進次郎、もとい新海誠。
彼の作品はリアルとファンタジーがうまく融合してないように見える。
どっちにも転びそうな危うさを感じる。
自分を持っているようで、借り物のようにも見える。
内面の表現が表面的に映し出される。

おれは映像表現にはあまり関心がない。
ついつい映像の裏にある想いばかり見てしまう。
彼の表面的表現のなかに、内面の想いが見えたのが面白い。

表面はついつい着飾ってしまうもの。
だが、それを微塵も感じられない。
古臭かったり、ベタだったりする。
先人たちの想いを真っ直ぐ受け取ってる。
痛々しかったり、小っ恥ずかしかったりする。
内面が表面に出てしまってる。
いかに観客を惹きつけるのかという、テクニックや戦略はどうやら皆無。
まるで裏表のない子供みたいだ。
きっと、子供たちに伝わるんだろうな。
真っ直ぐすぎる純粋な想いが。

なかなかいないんじゃないか、こんな純粋な人は。
おれには運命の巫女、人柱に見える。
彼の辞書にはバッドエンドという言葉は存在しない。
きっと、ハッピーエンドという言葉しか存在しない。
人柱によって世界は維持される。
世界に必要な存在だ。

おれは天気痛持ちだから青い空が一番うれしい。
でも青い、青すぎるな。雲がないと眩しすぎる。

移り変わる空をただただながめる。
見上げると息が止まってしまうから。

天気痛は生理痛みたいなもんで、酷いときは一歩も動けない。
あんな世界じゃ、身動き一つとれない。

ホットでクールでセクシーな世界なら、きっと、空を見上げられる。

映画の主人公みたいなこの二つの能力。
いいことなんてなんもない。

リアル天気の巫女による、オカルト腰掛け与太話。

この世界にはもっと人柱が必要だ。
ホットでクールでセクシーな人材が。

「ぼくたちはきっと、だいじょうぶだ」

「だからこそ、ぼくたちはきっとだいじょうぶだ」

う~ん、セクシーじゃないけど、ホットだね。

さよなら人類

tell me tell me 坊主

気象情報をお伝えしました。乾杯。


東京事変 - 群青日和
https://youtu.be/gD2mhJ3ByGQ

筋肉少女帯「オカルト」MV
https://youtu.be/pXppdTajsys

澤田 空海理「与太話」Lyric Video
https://youtu.be/x7XJFJvhznQ

雨の日には
https://youtu.be/zkQUTIMea-M

傘を貸してあげて (COLOR OF LIFE live Ver.)
https://youtu.be/4PVmp3QAQ9I


【小泉進次郎】反省の色が見えないことを反省している
https://www.youtube.com/shorts/6cFT0Gf9w8w?feature=share

セクシー小泉のすごいことを言ってるようで言ってないポエムまとめ 新作アリ‼「正直何を言ってるのか分からないwwww」
https://youtu.be/9KduQfwm-Kk

【シンクロムービー】ヤン坊マー坊天気予報 × インド映画
https://youtu.be/AZwdYQKTY18
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