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2分の1の魔法のPixarのレビュー・感想・評価

2分の1の魔法(2020年製作の映画)
4.7
やっと観た😭

ピクサーの新作に、トムホとクリプラが出演すると情報が出てから、ずーっと観たかった作品です😭

舞台は現代化が進む魔法の世界
人々はラクを求めて、魔法を一切使わなくなっていた。

生まれる直前に父親を亡くした少年イアンと、その兄バーリーが主人公。

イアンの16歳の誕生日に、父親からの言伝で2人に渡されたのは、魔法の杖。

成長した2人を見るための、1日限りの復活の呪文を書いた紙を添えて。

兄弟は父に会うために冒険を始める。。。


1度目の鑑賞ではイアンだけに注目していました。一見バーリーはただの鬱陶しいニートの歴史オタク。自分の意見を押し付けてこようとして、暑苦しい。

でも、違う。

2度目の鑑賞では冒頭からバーリーの目線で観てみました。
バーリーは、初めからずっと、「お兄さん」でいてくれた。
子供時代はもちろん、冒険のなかでも、イアンの自信を失わせず、背中を押そうとする。まずはイアンの意見を優先させてあげる。決してイアンをけなさない。たとえ自分がイアンにけなされても。

私自身3人兄弟の末っ子で、当たり前のように兄弟と一緒に過ごしてきた子供時代でした。

兄弟が、いつも私を「妹」でいさせてくれたからこそ、今の私がある。

何度も影で助けられてきたのだと思う。

大人になって対等な立場になった今だからこそ感謝を忘れずにいたい。


ラストはボロ泣きでした。

兄弟がいる方に特にお勧めしたい作品です!

2021/03/05
2021/03/09
2022/04/27
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