Filmarksさんの試写会で観てきました。
思っていた以上にSF要素が強く、引き込まれるようなストーリーで、最後までワクワクしながら楽しめました！後半からはアクションがガンガン増えてスピード感があり、テンションが上がる劇伴音楽と相まって、最高に格好良かったです！
真っ直ぐで純粋な少年の直実も、執念じみた思いを抱える大人のナオミも、どちらも心から一行さんに恋をしていて、魅力的なキャラクターでした。私は特に、大人のナオミの心情を思うと切なくて、「誰かこの狡くて悲しくて愛おしいおじさんを助けて、優しく抱きしめてやってくれ…！」と半ば祈るような思いで見ていました。
「ラスト1秒でひっくり返る」という謳い文句にはつい身構えてしまいますが、ラストの展開もとても素敵でした！
正直に言うと、全く予想できなかった訳ではないですが、突飛なだけでがっかりさせるような展開より百倍良いですし、物語の積み重ねでキャラクターに十分愛着が湧いていたことと、しっかり盛り上げるような演出で披露されたことで、確かにちゃんとひっくり返ったぞ！と感動してしまいました。
