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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのあのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まず思ったのは全体的に撮影や映像がサムライミすぎたことですwサムライミ色出過ぎてて今まで一番浮いてる映画だと個人的に感じました。

ストーリーは闇落ちし、アメリカチャベスを狙うワンダと、それを防ごうとするストレンジの戦いが主でした。最初の予告しか見てないから闇ストレンジが敵かと思ってました。
堕ちに堕ちたワンダが怖すぎて、かつ悲しくて、ワンダというキャラクターをよく掘り下げたストーリーでした。
一方ストレンジはクリスティーンとは共に幸せになれないことを受け入れ、チャベスを救うために奔走します。
トニーを生贄にするような形で世界を救ったことにやはり後悔があって、それを時折り垣間見せる脚本とベネディクトカンバーバッチの演技は素晴らしかったです。
最後の「他に道はない」と言って、迷いなくチャベスを救おうとするシーンはとても良かったです。ゾンビストレンジかっこよかった!
アメリカチャベスに関して、母親2人のもとで育ったということを原作通りにしてくれたのがとても嬉しかったです。自分も一応性的少数者に含まれるので、ディズニーのような大きな企業がそういう姿勢をとってくれることは有難いことです。

イルミナティは死に方があっけなくて結構エグかったのが意外でした。ワンダが勝つだろうなとは思ってましたが、まさかあそこまで一方的だとは……ブラックボルトとMr.ファンタスティック……🥹
あの世界のプロフェッサーではないと分かっていても、プロフェッサーが殺されるのは少し抵抗がありました。
あとキャプテン・カーターは死なないと思ってたから真っ二つにされたのはびっくりしました。
イルミナティが弱いというより、ワンダが強すぎる……。

ドクターストレンジ、アメリカチャベスの活躍が今後も楽しみです。

最後に、ウォンが死ななくて良かった……。
あ