ましゅまろ

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのましゅまろのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

一回目は受け入れられず放心状態で、2回目はさまざまな考察を読んでから行って大号泣して、3回目でやっと自分のなかで納得のいく答えが見つけられそうになってようやく感想が書けました...

“I love you in every universe.”

世界を救うために1400万605通りの未来を見てきたストレンジ先生のその言葉の重みに泣いてしまった。what ifでクリスティーンと一緒になれる世界をひたすら探し求めた彼を思い出して胸が苦しくなった。
「愛すのも愛されるもの面倒なわけじゃない、ただ怖いんだよ」エンドゲームでただひとりだけ結末を知っていたドクタースティーヴンストレンジ...自分のための幸せをどうかこの先の未来で見つけてほしい

今回の大筋となるスカーレットウィッチとストレンジの対決、シビルウォーでバートンに「一歩外に出たら君はアベンジャーズだ」と諭されて戦うことを決めたワンダが、最初からヴィランとして扱われて、ストレンジたちを追い、敵対する姿がとても辛かった
ワンダは常に自分の境遇を恨み、理不尽さを感じていたからこそ自分の幸せを手放せなかった、という感想を見てからすごく納得がいった

夢に描いた子供たちとの幸せな未来を求めて暴走するワンダの姿を見て、こどもたちは「助けて、魔女がいる」という。「ぶたないで、お願い」と怯える我が子を前にしてワンダは、ぶったりなんかしない、するわけない、私は誰かを傷つけることなんて絶対にしない__と言ったあとに自分の犯した取り返しのつかない過ちに気付いてしまう。
「私が開けたダークホールドは私が閉じなきゃいけない。もう誰も取り憑かれないように」
最後はスカーレットウィッチじゃなくてワンダとしての台詞だったと思う

自分の理想の為に戦ってきた彼女が、どうしても手に入れたかった幸せな未来を犠牲にして自分の罪と向き合うんだよね
その結末が悲しすぎて今でも辛い いままで充分すぎるほど辛い思いをしてきたワンダには幸せになってほしいよ...ホワイトヴィジョン迎えに来てよ......

キャプテンカーターやプロフェッサーXに、まさかのファンタスティック4まで!盛りだくさんの展開にもちろんすごく熱くなったし、ペギーのI can do this all dayは流石に鳥肌たった...
それなのにやっぱりつらいよ...
フェーズ4、トニーが守った未来があまりにもつらすぎてこれからどうなってしまうの...ピーターはあんな思いをするためにストレンジのポータルから出てきたわけじゃないし、バートンだってワンダにこんな目にあってほしくてアベンジャーズに誘った訳じゃない......とにかくつらい
とりあえずラブアンドサンダーが待ってるので堪えます...ワイティティー😭😭