黒い司法 0%からの奇跡のNBKのレビュー・感想・評価

MBJが主役で実話ベースくらいの前情報で、なんとなく淡々とした作品なのかなと思って観に行きました。
完全に油断してました。こんな号泣案件だなんて！

号泣といってもわかりやすく怒りを爆発させたり泣き喚いたりとかはほとんどなく、ストーリーはイメージ通り淡々と進んでいく。
言葉にできない怒り、絶望、泣き叫べない悲しみを感じて涙が出てしまう。
すべての出演者の少ないセリフから、大量の感情をぶつけられる感覚。
それでもとてつもない絶望の中にも救いがあるような、優しい作品でした。