黒い司法 0%からの奇跡の作品情報・感想・評価・動画配信

「黒い司法 0%からの奇跡」に投稿された感想・評価

マルコ

マルコの感想・評価

3.7
思ったより泣かなかったー!
黒人差別の歴史を表していて、弁護士のブライアンが服を脱げって言われるシーンは胸糞で怒りと言うより悲しみの方が勝ったなぁ。
裁判とか犯罪でも差別されるってなに?
免罪で黒人を捕まえて、真犯人は野放しって普通に考えてどっちが危ないかわかるやろ。あんた町の住民を守るって。。バカなんか?って思いながら観ました。

ちょっと考えたら分かることなのにこの時代はこういう考え方がまかり通ってたんだなあ。

グリーンブックで黒人差別の問題はなんとなーく知ってたけど、死刑判決まで及ぶ裁判とか免罪とかまであったなんて、衝撃です。しかも30年くらい前の話でしょ?

戦争とか差別とか今もあるけど、前ほど酷くない、って言う問題はいっぱいある。私のような若い世代がもっと積極的に知る必要があると思った。

ブライアンが走るシーンが好きでした。
最後の説明?のとこがすごく印象的でした。マイヤーズがいい味出てた。彼が証言した後殺されやしないかとヒヤヒヤしながら観てました💧

勉強になったけど、もうちょい笑いあり涙ありみたいな映画のほうが私は好きです、😓
実話に基づく映画であって、黒人死刑囚の冤罪事件を信念と執念で覆して無罪を勝ち取った、実在の黒人弁護士の感動の物語です。
冤罪事件自体は今から40年近くも前の出来事ながら、その偽証と欺瞞に満ちた裁判に関わった当事者達が、映画化された2019年時点でものうのうと生活している、とりわけ警察トップが現役の警察署長に留まっているというエンドロールでの説明には愕然とさせられます。
“法の下の自由と平等”を国是とする筈のアメリカにおいて、まさに『黒い司法』がまかり通っているという現実を突き付ける問題作であります。
黒人だから、という理由でやってもないのに犯人にされ死刑。真実が1番強いはずなのに、おかしな世界だ。そこに立ち向かうリアルな話だった。おかしいと言える勇気ですよね。真実はやはり強い。
1980年代、アメリカ南部アラバマ州で可愛い白人の娘っ子が殺された。
その犯人として逮捕されてのが、身に覚えがないと無実を訴えるジョニー・Dこと、ウォルターだった…

ハーバード大出身のエリートであるブライアンは、貧困である死刑囚の為に最後の砦となるべく救いの手を差し伸べる。

色々と調べていくうちにウォルターの冤罪という事は明らかになるのだが、なんか本当に色々と酷いっす。

人の道理も何もあったもんじゃない。
白人というだけで、それだけで正義だと拳を振り上げる。それが当たり前の様な時代にブライアンの信念が何処まで通用するのか?と、観ているこっちが諦めたくなるほどに苦しい道のりだ。

正義って何かね?と菅原文太ばりに何度思ったか分からない。
観てて疲れた(*´Д`*)
ろん

ろんの感想・評価

4.0
途中観ていてとてもしんどくなりましたが、観て良かったです。

冤罪の死刑囚たちのために奮闘する弁護士ブライアン・スティーブンソンの実話を描く。

黒人への差別が根強い1980年代の米アラバマ州。犯してもいない罪で死刑宣告された黒人の被告人ウォルターを助けるため、新人弁護士のブライアンが立ち上がるが、仕組まれた証言や白人の陪審員たち、証人や弁護士たちへの脅迫など、数々の困難に直面する。

フルートベール駅で、とは全然違う。これもいい。
さの

さのの感想・評価

4.5
若い弁護士が奮闘することに対しての周りの反応や囚人同士の絆が面白い。実話ベースということ踏まえると胸糞なところもあるけど映画としてはすっきり終わる。

このレビューはネタバレを含みます

個人的に好みドストライクな
黒人差別時代、というより地方?両方か
をテーマにした作品

実話ベースでもあるのでそこが好み

実話なので、弁護士が貧富や生まれの差はあると思うけど
白人でも良かったなーとは思うが

裁判始まるまでは、静かに動いていくけど
やっぱりこういう映画のキモのヘイト集めが上手くできておりまして

そこのモヤモヤが
まず最初の白人証人の証言をグッと盛り上げる

あの証言シーンがとても良くて好きだった

そこから判決が絶望的で
ここの長男のシーンも好きなんだが

そこから次の法廷になって逆転する
この流れは、ちょっとアミスタッドを思い出した

ラスト検事の転身についてもそれを促した弁護士のお宅訪問の説得も

義があってとても良い感じでした
こういう映画は、ザ好みな映画
けー

けーの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

憤懣やるかたなしとはこのこった!💢

BLM運動が高まっていた時期に無料配信されたこともあったこの作品。

その頃から見なければ見なければと思いながらついつい後回しになってしまっていたのは、見たら十中八九精神的に食らうハメになるんだろうなぁという気の重さがどうしてもあったせい。
そうやってためらっているうちに無料期間が過ぎて、で、アマプラでレンタルしたもののこれまたレンタル期間も見ないままに過ぎてしまうという体たらく。

で、今回ネトフリが勧めてきたので今度こそ見ましたとも!

で、まぁ案の定「えええええー!!!」、「嘘やん」、「これだけ証拠出しているのに再審請求却下ってどういうこっちゃ」とか「殺されんといてー!!!やーめーてー殺されんといてー!!!」とか「法廷侮辱罪で逮捕されちゃうからお願い座ってー黙ってー」とか、画面に喚きつつ、クッションに八つ当たりしつつ、ゴロンゴロンと悔し過ぎて転げ回ったりするなどの全力視聴となってしまいました。

いやもう見終わった時はクタクタですよ。

”何もしていないんだからすぐに間違いだってわかってもらえる”なんて絶対に思っちゃならねぇ。捕まったら終わりなんだよ。

むしろ帳尻合わせするように現実がねじ曲げられちゃうんだよおう。

ブライアン・スティーヴンソン という実在の弁護士さんが主人公。

ハーバードのロースクールで弁護士資格を取得し、アラバマ州で正当な裁判や弁護が受けられないままに死刑が確定した死刑囚の弁護を引き受けていく。それも依頼人から報酬を取らないプロボノで。何だろうもう本当に拝みたくなるぐぐらいにいい人。

弁護士たるもの”いい人”っていうだけでは裁判で戦っていけないんじゃないかと素人ながらに心配しつつ、少しずつ彼の活動に賛同して事務所で働く人が増えていくというのがとてもさりげなく映し出されて行くんだけれども、それも何だかもう全員に「ありがとう。この人を手伝う気になってくれてありがとう」ってお礼を言いたくなるっていうか心からのリスペクトを示したくなるような。

そのことによってものすごいリスクを背負うことになるのに証言をしようとしてくれた人たちや最後の最後ではあったけれども自らの過ちを認め法律家魂を見せてくれたあの検事さんも本当に勇敢だったと。

特にあの検事さんはあの瞬間までは画面に映ればクッション投げつけたくなるぐらい物凄く大嫌いだったけれど、あの瞬間に”えらい!尊い!”ってもう拝んでしまいたくなりました。

“誤ち”を認めることがどれほど困難なことか。

だって"誤ち”を認めたがらない人がいっぱいいるから簡単なことが全然簡単じゃなくなってこじれに拗れて大勢の人が死ぬようなことになったりするんだもの。

少しずつだけれどシンパシーを見せるようになっていく若い刑務官の人も”えらい!”って。  

こういったほんの少しの、小さな善意と勇気が集合体になったときに発揮するパワーを感じられた時、人間だって全然捨てたもんじゃないって思える。

映画でとりあげられたのは1988年の案件。

家に爆弾仕掛けられたとかって脅しの電話がかかってきたりするのを見て「評決のとき」でマシュー・マコノヒーが演じていた弁護士さんもお家燃やされていたなぁって思い出して、「あの時から全然変わってない」って書こうと思って調べたら、「評決のとき」の舞台設定も1980年代だった。

キング牧師が暗殺されたのが1968年だから....それ以降、どんどん悪化していっているとかなのか???💦

いやそんな....ええっと....。

なんだか思考停止してしまったのでちょっと置いておいて。

何がどうしたらこれが証拠として認められないのかとか再審請求が通らないのかということが再三 繰り返される中で、思い出したのがやっぱり冤罪に苦しめられたカリーフ・ブラウダーのドキュメンタリー。

あれは2010年〜2013年に起こったことだ。

こういったことを”逮捕されるのにはどこか不審なところがあったんだろう”とか”法を犯すようなことをやっているんだろう”という感じで受け流し、ルールをきちんと守って真面目に生きている自分には関係のない話とたかを括っていると、恐ろしいことになるというのはもうあちこちの国で実証済み。

何が正しいのか何が本当のことなのか、第3者の立場であったり、ニュースでなんとなく聞いたことがある程度の位置関係だと知ることはとても難しいし、それでなくても人生いろんなことがあるから自分と直接関係のない煩わしい出来事は考えたくもない。それが本音。実のところ今でも全部シャットダウンしてしまいたい衝動に駆られる。

でもこういう自分には直接的影響のない離れたところで起こっているような案件で普段から思考訓練を積んでおくのは大事なことだと2020年は特に強く思わされた。

話は変わるが、

去年、冤罪系の映画やドキュメンタリーをいくつかみたあとで、この映画に出てくるような取り組みをしている「innocence project」という組織のポストをSNSでたまたま見かけた。

死刑が確定しているが冤罪を証明するためにDNA鑑定をしたいが却下され続けているので世論からもアプローチしてほしいというような内容で、もしも再審請求が通らなければこの方は2020年の12月に死刑執行となるとあった。

アメリカ人でない私が手伝えることといえばSNS上でリポストやRTするぐらいしかないのだけれども、どうなるのか見守っていこうと思った。

確か6月頃の話だったと思う。

死刑を執行するぐらいなのだから冤罪の可能性があるなら刑を執行する側もグレー部分の存在は確実に消してからにしてもらいたいと感じた。

有罪か無罪かまでは確信は持てないけれどもDNA鑑定でそこがクリアになるならやってほしいし。

もしもこの方が冤罪であるのなら真犯人は野放しなわけで遺族の方もそっちの方が浮かばれなさすぎると感じた。

私が追っている間にもDNA鑑定の必要性みたいなのは却下され、加えてSNSでも別に大きく話題になるわけでもない。

時間だけが過ぎていって、「もしやこのまま死刑になってしまうんだろうか」って全然関係ない私ですらとても落ち着かない気分になってきた。

幸い11月頃だったか、2020年12月の執行は先送りになったという知らせがポストされ、ちょっとホッとした。

でもそのあとで、冤罪の可能性のある死刑囚の方の処刑が執行されたとSNSがざわついていたので、その方のことは全く知らなかったけれども、なんともいえない気分になった。

本当になんて難しいんだろう。

映画の話に戻るが「Just Mercy」で示された案件は論理的思考の苦手な私ですら理にかなっていないというあからさまな”誤り”もしくは”手抜き”、それでなければ”故意の悪意”としか言いようのないもので、もしもそんな案件が山ほどあるのならこんなに恐ろしいことはないなと。

これまではイメージとして”どこまで突き詰めてもグレーな部分がある”というようなことが”冤罪”かどうかで悩むようなケースで冤罪がおこっていると勝手に思っていたのだけれど、そんなスマートな話では全然ないっていうことがとんでもなく恐ろしくて。

そんな気持ちになった時、このブライアン・スティーブンソンという弁護士さんの存在のありがたみというかなんというか。


うん。
希望だなぁって。


追記:
ずっと成り行きを見守っていた方は無事に冤罪が証明され釈放となりました。
そば

そばの感想・評価

3.7
思っていた以上に面白かった。
実話ベースで作られているってのが更に重みを増してるけど、
人種差別からなるあれやこれやが本当に酷い。
そんでもって内容は死刑についても考えさせられる。
途中からマイケル・B・ジョーダンの口髭がやや伸びてたり、
綺麗に整えられていたりしているのが気になってしまった。
ジェイミー・フォックスはホントにいい芸達者な俳優だと思う。
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