〜ガッカリな作品〜
タイトルとポスタービジュアルが凄く良かったし、何と言っても柄本佑と瀧内公美だから、物凄く期待しちゃってたけど正直ガッカリな作品。
B級作品、単なるポルノという辛辣な言葉を言いたくなっちゃうかな。
北欧の小説やドラマなんかでは、体の相性が良いから離れられない、別れたけど体の関係だけは続いてるという設定が割とあって、流石北欧!大人だわ!と思ってたので、日本でもこういう作品が出てきたのは評価出来る点なんだけど、演出がちょっとね…。
音楽がとにかく酷いし(タイミングや音量等)、sexシーンも演出がしっかりなされてるのが感じ取れて(しかもそれがドイヒー)露悪的に見えちゃう。
監督がやりたい事っていうのが、ある意味ハッキリと見て取れるんだけど、監督のノスタルジーなのか、高齢故の刹那主義なのか…私には合わなかったかな。
最後にお気に入りシーンは
瀧内公美さん登場シーンかな。
磨りガラスの向こう側で弾むような彼女のシルエットは直子の感情をよく表現出来てたと思う。