じゅん

ブラック・ミラー: バンダースナッチのじゅんのレビュー・感想・評価

3.9
それこそ子供の頃のアドベンチャーゲームブックに始まり、タイムギャルなんかのLDゲーに100円玉をつぎ込み、チュンソフトのサウンドノベル群を経て、今でもDEATH COME TRUEとかやってる選択肢大好きおじさんにはたまらない一作。今までやったゲームと違って、選択からのシーン展開がすごくシームレスでちゃんと映画。ここまで来たか!と感激しました。’80年代PCゲームが題材なのも、この手のジャンルじゃおなじみのメタ展開も好感。なんじゃこりゃ?!っていう(あの!)選択肢をふざけて選んだら、想定外にメインストリームっぽい展開になってびっくりしたり。楽しみました。
ただストーリー的にほぼ全編まったり陰鬱なのがちょっとなあ…。もちょっと明るくポップに、もしくは逆に、クリックするこちらの指が震えるぐらい鬱なメタフィクションか、どっちかに振って欲しかった。
むちゃくちゃコスパ悪いと思うけど、また作ってねネトフリさん。