自分はホラー映画がとても苦手で、1年に1本観るか観ないかくらい滅多に観ないのですが、
そうなると観る映画がいつも同じような雰囲気のものになってしまって、
良いんだけど若干刺激が足りなくなってきたので、かなり勇気を振り絞って思い切って観てみました。
同じ監督の「ゲット・アウト」は観たことがあって、
あれは、怖かったけどあんまりホラーって感じが個人的には無くて驚くようなシーンもそこまで無かった気がしてて、
それよりも話の内容が結構考えさせられるものがあったから、監督繋がりでこちらを観てみました。
あと単純にちょっと面白そうだなと思ってて気になってた。
で、観た感想ですが、
ホラーが苦手なので真っ先にこういう感想が来てしまうんだけど、ゲットアウトよりビクってなるシーンが多くて観てる間常に体に力が入っていて、とても疲れた。
途中で限界を感じて、2日に分けて観た。
私としてはゲットアウトより怖かった。
刺激が足りないとはいえ苦手なら無理してホラー観るもんじゃないなと思いました。
いつも観てて思うんだけどどうしてホラー映画って、
子供がすぐはぐれたり、明らかに別行動しない方が良い状況なのにすぐ誰か単独行動したり、そっち行かないでっていうような明らかに雰囲気の悪い暗い場所に行ったりするんだろう。
そういう不自然さの無いホラーを観てみたい、とは思う(めっちゃ怖そう)
話の内容だけど、まだ解説見てないからよくわからない部分もあるのですが、
常に不気味な雰囲気が漂ってるあの感じはゲットアウトとちょっと似てるなと思った。
鏡とか窓が画面内に写ると常に気にしてしまう。
あと1番最後のシチュエーションがすごく天気の良い海辺ってところが良いなって思った。夜じゃなくて昼っていうのが。
怖いことが起こる場所って大体暗くて夜のイメージがあってから、そこは面白いなと思った。
(母親が居たのは建物内だけど、その時の状況として、ってことです)
でもゲット・アウトの方がおもしろいし内容も好きかなと思った(好きではないけど)
そういう意味ではわかりにくくてそれもちょっと嫌だった。
伏線引くならちゃんと全部回収してほしい。
お父さんが終始能天気でイライラしたのと、
個人的に友達家族のニセモノ？たちがめちゃくちゃ怖かった。
子供たちが2人とも優秀すぎて観てて気分が良かった。
あとこれ話と関係ないけど、タイトルの出し方が好きだった。
途中、疲れすぎて最後まで観れないなと思って、もう観るのやめようかなと一瞬思ったんだけど、
どのレビューにもオチが面白かったとかダマされた、とか書いてあったから、頑張って最後まで観てみたけど、たしかに私もダマされたしあのオチには持っていかれた。
本当に最後の最後の3〜4分で一気に暴く所が良いなと思った。
子供は勘が良いですね。
