アスの作品情報・感想・評価

「アス」に投稿された感想・評価

mayuri

mayuriの感想・評価

4.5
観終えたあとにかなりの満腹感が得られる作品。
まず発想が新しく斬新。
そして俳優たちの怪演。
鑑賞者を唸らせる結末。
この映画には全てが揃ってる。
今スリラー映画のおすすめを聞かれたら絶対にこれを選ぶ。
phevvitz

phevvitzの感想・評価

3.0
別に「どうして?」が最後までよくわからないのは構わないんですが、敵が主人公達にだけ甘いしなんだかなー。あと、とあるオチがあるんですが、わかったところで「だから○○だったのか!」ってのが無いんです。勿体無い!
しばしば、プロモーション用スチールをひと目見ただけで「あ、いい映画だ」と思ってしまうことがあります。
Usのそれは、少女がじぶんの顔面のお面をのけて半顔をのぞかせている、とてもスタイリッシュなスチールです。輝くようにきれいなダークブラウンの肌で、喫驚の表情と、その白く大きな瞳がよけいに際立って見えます。「あ、これは絶対いい映画だ」と思いました。

色の濃い黒人を主人公としていることが、すでにJordan Peele監督の特異性です。西洋世界に寄り添う我々は、ドラマに出てくる一般的なファミリーと言えば、まず白人のそれを思い浮かべます。いつだって、オー!マイキーみたいな人たちが物語の主役なのです。

その定石を崩すことで、つまり、ただ黒人を主役に据えることだけで、社会的メッセージを発することなく、黒人の地位向上に貢献しようとしている、のは言うまでもありません。それはSpike Lee、Antoine Fuqua、Steve McQueen、黒人の映画監督たちが、必ず備えている内在律だと思います。ただJordan Peeleのはとても無意識的です。
Get Outでは白人の黒人に対する固定概念が、とても静かに、とても痛烈に、批評されていました。

Usにも、そのような主張はありますが、もっと遠回しです。遠回しですが、全米を代表する家族が黒い肌をしていることは、有効なボディブローです。ただし、そのような社会派的なスタンスを全く表立たせずに、楽しめる映画に仕立てているところがJordan Peele監督の真骨頂だと思うのです。

Keddie murdersのような世界が描かれるのかと思っていると、ホラー/サスペンスの常套性を回避するように、妙な方向へ変転していきます。そのアイデアもさることながら、愁いの雰囲気づくりが巧妙です。心象を語るとき、超スローのズームインまたはアウトを使うのですが、それがすごく語ります。ウサギのカゴをゆっくり引いていくタイトルロールから引き込まれました。

Get Outにも通じて、どことなくコミカルで、且つ優れたCMディレクターになり得る、洒脱なカメラワークがありました。また音が印象的です。鋏の音、鈍体で殴ったときの音、レッドの声。やはりこの監督は本物だと思います。
It Followsでホラー映画に新しいアイデア/スタイルをもたらしたDavid Robert Mitchellとの共通点を感じます。クレジットされているだけで、見たいと思う監督です。

余談ですが、いつもながら、有望な映画監督を反面したとき、日本のホラー映画が20年前の貞子を焼き回しているだけなのがよくわかってしまうのです。
TeruHaruta

TeruHarutaの感想・評価

3.5
さすがジョーダンピール。get outまでの面白さはなかったけど、ああいう感じで人の恐怖感を引き出すのは普通ではなくよかった。ただ、間の間延び感は否めない。。
Runpo

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3.2
発想自体は面白いんだけど、社会派に無理やりしようとして中途半端になった感じで消化不良。エンターテイメントに徹して欲しかったなぁ。でも飽きずには見られた。
lim

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3.5
そんなんじゃないかなと思っていた。
コメディ要素満載。
お…ゲイブ
CHEBUNBUN

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4.0
【俺たちに"US"はない】
『ゲット・アウト』で古典的王道ホラーに魅せかけて、黒人の歴史を巧みに皮肉ってみせまジョーダン・ピール最新作。

本作は、ある裕福な家に、家族とソックリな風貌を持つ集団が侵入するという内容。ジョゼフ・ロージーの『召使』から描かれてきた侵入者乗っ取りもの。最近でも『ボーグマン』や『歓待』などといった作品が作られているほど、愛されたテーマだ。

そして、『アス』は『トワイライトゾーン』にあった乗っ取りものをベースに映画化されたのですが、『ゲット・アウト』以上に手数の多さと再構築の妙に唸らされました。

なんといっても面白いのが"US(=私たち)"の造形。我々と同一でありながらも、一目見ただけで身の危険を感じるほどの眼差し。滑稽なはずなのに笑えなくなるほど怖い気持ち悪い動き方に背筋が凍ります。ジョーダン・ピールは元々コメディアンであることを活かして、笑いと恐れの狭間をチクチクと刺す恐怖に包まれています。

そして、王道なホラーのはずなのに、社会問題へのメッセージが隠されているはずなのに中々掘っても掘っても核心に迫れないもどかしさがさらに得体の知れない恐怖となって我々に襲いかかります。

そして、終盤に行くに従い、「俺たちに明日はない」「俺たちに"US"はない」という絶望が包み込み戦慄しました。ジョーダン・ピール監督まだまだギラギラしてました。
Igorkou

Igorkouの感想・評価

3.9
ゲットアウトの方が面白かったけど、これも同じユニバース、社会問題×ホラー。
Minami

Minamiの感想・評価

3.5
前半ゾクゾクが止まらない
ホラーなのに見やすいから本当いいこの監督
Taito

Taitoの感想・評価

3.1
見た直後は正直よく理解できないシーンが多くえ?っとなったが後に解説を読んだらアメリカの過去の歴史が強く含まれた映画でただのホラーではないと。
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