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アスのtokoのレビュー・感想・評価

アス(2019年製作の映画)
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怖かったし、引き込まれたけれど、私は「ゲットアウト」の方が身に覚えのある怖さがあってより楽しめた気がします。

劇中何度か流れるMichael Abelsの“Anthem“って曲が不気味で, 歌詞もラテン語のようにも聞こえるし、音名(ドミラファソシ…みたいな)を歌ってるようにも聞こえて…でもその音名が流れてくる音と全然あってないのが気持ち悪くて気持ち悪くて、不気味さを煽ってとても効果的だったと思います。(調べてみたらこれは作曲者が創った言語なんだそう)

家族で訪れたビーチのシーンの影も良かったです。あれはやっぱり音楽に合わせるように歩くよう指示されてたのかな。

映画が終わった先の息子の心情を思うと複雑…。彼は地下で母親の正体に気づいただろうけど、実際、母として彼女から自分は産まれて育てられて今まで接してきたことには変わりは無いわけで。
…うーん、きっと反抗期になったらグレるだろうな、彼。
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