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ワイルドツアーのtetsuのレビュー・感想・評価

ワイルドツアー(2018年製作の映画)
3.8
山口市内の山中に自生している植物のDNAを採取するワークショップ運営団体の一員であるウメと、そこに参加する中学生のシュンとタケのボーイミーツガール。
ワークショップありきの作品だと思うし、ストーリーに関しては突っ込みたい気分になってしまうけど、iPhone の映像を使ったドキュメンタリックな作劇や役者の瑞々しい演技、動線のはり方など映像の切り取り方がめちゃ良かった。iPhone の映像の使い方が上手い作品だと思う。何より制作者達が楽しんで撮っているのがこちらに伝わってくるのがいい。
個人的に一番気になったのはウメが同性と絡む場面が一切なかった事で、サークルクラッシャー的なキャラだし、これは意図的なのか、たまたまなのか…表ではニコニコしているものの、裏には何かありそうな気配は感じた。
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