ワイルドツアーの作品情報・感想・評価

ワイルドツアー2018年製作の映画)

上映日:2019年03月30日

製作国:

上映時間:67分

3.9

あらすじ

監督

脚本

「ワイルドツアー」に投稿された感想・評価

なにこれ!?すげーな。
音楽が絶妙。
青い服の二人も絶妙。
ワークショップに参加した中学生2人が助手的役割の歳上女性に恋をする話。
植物研究のため自然を散策する何気ないシーンと徐々に女性に魅了されていく少年達の飾らない普通っぽさが素晴らしい。
恋の行く末も含めあくまで劇的とせず、日常のディテールを淡々と積み重ねていく三宅唱の演出ぶりは好き嫌いが分かれそうだが個人的に好み。
演出こそすべてだと思わせておいて、実際は中学生たちに多くを委ねているように思える。批評への刹那的な対抗。
kenn

kennの感想・評価

3.4
中学生を中心とした演技のリアリティが凄い。声の大きさとか言葉のチョイスとか。日常ってこうだよなと思いつつ、その中にもドラマがあると気付かせてくれる作品。他の映画では代替できない感覚を体験できた。
MORIKO

MORIKOの感想・評価

4.0
明日で上映終了とのことで早起きして鑑賞。監督自ら配信やソフト化の予定はナシと仰っているので観れてよかった。

実際に山口県で行われている植物研究のワークショップに参加する学生たち…の姿が映画製作のワークショップで描き出されている。参加学生たちは演技未経験。それによってごくごく自然で"ナマ"の演技が映し出される。

監督が作り出す空気感に魅せられているうちに、胸をかきむしりたくなるようなノスタルジックな気持ちにさせられる。

デジタルネイティブの少年たちが山口県の大自然に触れて抱く感情、成長。それらがひしひしと肌で感じられた。

ソフト化求む!!
8637

8637の感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

結構高評価が目立っていたので「これで終わりじゃないんでしょ?どうせ」って思ってたらそれで終わりだった。ので残念。

まぁでも全体的には良かったんじゃないかな。友情が愛情に変わる瞬間とか、顕微鏡のカットとか。ワークショップ映画でも美しい。

でもやはり、演技がぎこちなく感じたり、男の子4人くらい顔が似てて分かりづらかった。
YCAMは初めて爆音上映観に行った場所なので、映画ファンとしてとっても思い出深い場所。いろんな映画上映してたり、たくさん本やCDがある図書館もあったり、地元にあったら絶対通うな、って思える素敵な施設。なので、その場所が舞台のこの映画、とっても気になってた。だから、地元の映画館で上映があると知りとてもうれしかった、上映ありがとう。

地元の学生さんが出てるのが、この映画特有のリアリティーにつながってる気がする。確かに学生の時こんなだったよな、ってやつ。主役たちの淡い恋もだし、ザキヤマチームの女の子達の感じも「ああ確かに10代ってこんな感じだった」って思わずにいられない。田舎育ちなので、撮影場所の自然の感じもリアルにあの頃を思い出させてくれて、心がムズムズする。

YCAMのバイオラボのワークショップに一緒に参加してるみたいな気分にもなれる映画だけど、ちゃんとそっちの活動もやってて、映画の中で採取した植物を分析して分析結果を知らせてくれてるところも好き。
もう本当に最高だったよ!!
70分という尺で、スマホ撮影映像も多くを占めるチープな作品にして、鑑賞後の感動は並じゃない。

雨が続く田舎町の本当にどうしようもない山道とかコミュニティスペースとかでさえも、カメラの置き方と役者の動かし方次第でここまで魅力的な場所に見えるのか。
三宅監督の「役者」の演出の巧さが一番発揮されてる作品ともいえる。
もちろん素人の子供達も多いんだろうけど、彼らの生み出す空気感が素晴らしい。70分しかないのに、ちゃんと主人公達のことを好きになれて、告白の結果に一喜一憂できるぐらい感情移入できてしまう(感情移入は絶対必要ではないけれど、キャラクターの実在感があるのは大事)。手法のエクストリームさを追求しつつ別段見ていて面白くもない映画が多い中、こういう才能は貴重。
最早、自転車で帰る夜道とか、山の頂上の撮影会とか全てが愛おしい。
それでいて、地元を離れてマクロな世界に飛び出していくウメちゃんの姿も提示するのも良い。
新たな世界に一歩踏み出すことの感動もまた伝えてくれる。

つまるところ、ひたすらに陽性な希望に満ちた映画なんだと思う。
中学の頃からスマホに親しむデジタルネイティブ世代なりの、受験や初恋、友情といった人生の積み重ね。昔と違って、SNSなどで構築される人間関係も増えて、iPhone越しで映像制作もできるようになった。でもそれは、「最近の若いものは」なんて言葉を言わせないほど尊いものなんだろうと心底思わせてくれる。

何かと気が滅入ることが多くて、早くこんな生活終わってしまえとか思うことが多くなってる時期に見れて本当に良かった。
生きるのが随分と軽くなった。
この映画に出てくる全ての人たちの人生に幸あれ!!!
年上の大学生(身長は自分より小さい・役:伊藤帆乃花)が気さくに声かけてきたらまー好きになっちゃうよね!大人っぽくない雰囲気が年下キラーのそれ。

3人の打ち解ける省略も見事。打ち込みっぽい音楽が冒険心をくすぐる
AE35UNIT

AE35UNITの感想・評価

3.4
ワークショップ参加者と監督との親密度が高い。ドキュメンタリー部分でのオタク女子の会話の盛り上がり具合が良かった。なんとなく楽しい空気感というか、監督が意図しているのかすら分からない自然さに溢れていた。
>|