三宅唱監督作品は公開されたらノールックで必ず観に行ってしまうのであらすじを読まず前提知識はタイトルのみということが多い(ちなみに塚本晋也もそう！)
という中で序盤コックピット的なドキュメンタリーモノか？と思うのだが次第にああこれは脚本ありのフィクションか、と気付く
が、撮影方法やキャスティングが絶妙にそれらの境界を揺らがせるという巧妙さがあり
それに加えhi'specの音楽がまさに！というタイミングで流れ出す(ちなみにめっちゃhi'spec感あるから一瞬でわかる)
山口県の自然に触れDNA採取するワークショップに参加した中3男子2人がメンターの女子大生に恋をするというただそれだけの映画だが上記の仕掛けによって異常に趣深い！
