終わりがわかっているから、伝えてはいけない気持ちとか、自分の隠してる過去とか、でも全部ひっくるめて言葉にはしないけどわかりあってた気がする。一度も気持ちを確かめたり伝えることはなかったけど、でもやっぱりお互いの気持ちは繋がってたし同じだったんだろうな。だからこそ離れる時は伝えたいことよりどうでも良いようなことがつらつら出てきてしまう。しかし最後に出てきた"未来"は二人で過ごした時間が完全に過去になってしまうのかと寂しくなる...。
でも、一年前に言えなかったハッピーバースデー・弾けなかったギターや歌、二人の間にあった過去は二人にとっての未来になっていた。全てを写さない演出がまたぎこちなさを再現しててグッとくる。ラストがとんでもなく良い。
誰しも共感するところあると思うけど、気持ちをダイレクトな言葉で伝えられない自分には辛すぎたし痛い...。
