ともみ

宮本から君へのともみのレビュー・感想・評価

宮本から君へ(2019年製作の映画)
4.6
完成披露試写会

ドラマのゆるっとした感じから、
どうしたらR15指定映画になるんだろうと思っていたけど…
なるほど、
宮本は数百倍進化してた。

命がけで守るとか
誰かのために生きるとか
それがどれほどの覚悟なのか
体当たりで示された気がする。

俺がいるから大丈夫
って
胸を張って言えるようになった宮本は
本当にカッコいい。

自分の歯を折って挑もうとしたという
池松壮亮自身のエピソード
自分をとことん傷めつけて
真っ直ぐ立ち向かう宮本そのものだなと思った。
宮本浩は絶対に池松壮亮じゃないとダメだったと思う。

池松さんや蒼井さんが触れた
ピエール瀧さんへの想いも
受け容れるとか罰するとか許すとか
映画内で起こることと重なる部分があって
この作品が今、このタイミングで
公開を迎えることにちゃんと意味があると思った。

許すっていうのは
すごく大きな力で
深い愛だね。


宮本から受け取ったバラ、
あげる相手はいないから
私も食べる。

と言いたいけど、
やっぱり
大事にドライフラワーにしようと思います。笑
ともみ

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