やっぱり映画が好き

たちあがる女のやっぱり映画が好きのネタバレレビュー・内容・結末

たちあがる女(2018年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

自然豊かなアイスランドが舞台。
合唱団の女性講師47歳ハットラ、しかし彼女のもう一つの顔は環境活動家だった!
女ランボーさながら、アルミニウム工場の送電線を切断したり逃げ回ったりと勇ましい。
時には死んだ羊さえも味方にします😱

一方長年の夢だったウクライナの少女を養子縁組として迎える為、アルミニウム工場との決着を早くつけようと焦ってしまいある証拠を残してしまう…

環境破壊、孤児というシビアな問題に、シュールな生演奏とクスッと笑えるユーモアに助けられておとぎ話のような感覚で見られる映画。
しかし最後の水浸しの世界を見て、現実の恐ろしさはそこまで来ているのかと怖くなった。

誰かが立ち上がなくてはいけない。
分かっていても生活の便利さや快適さを理由になかなか行動出来ないのも現実。
一人一人がちょっとだけでも気にかけないととは思いつつ、なかなかね…😓
主人公の行動力には頭が下がります。