故郷の村を救う為、メイと共に明の時代へ戻ったホー・イン。しかしそこにはタイムトラベルの力を使って明国支配を目論むユン・ロンが待ち受けていた!!果たしてホーは歴史を改変し国と村を守れるのか!!
前作ラストの直後から物語が始まり、早々に明の時代へ。歴史を知った主人公が過去へ返り歴史を変えようとする設定は鉄板です!!
実際面白くはある!!
でもスコアが低いのも解る!!
全体的に腑に落ちないところが多い!!
特に敵となるユン・ロンの目的がﾌﾜｯとしていて良く判らないのが致命的。タイムトラベルの力を使ってどうしたいのか明確な説明が無いから何がしたいのかずっとﾓﾔﾓﾔ。タイムトラベルの力頼みなら倭人と手を結ぶ必要も無いしホーに罠を仕掛ける必要も無い…。やってることの意味が解らん…。何なら前作でホーの命を狙った意味も解らん!!
そしてメイと一緒に過去に行った意味も必要性も無い!!一回戻って置いてくれば良かったのでは？村が襲撃に合うのが
判っているのに何のケアもしてないし…。あんなうっすら恋愛要素は要らんよ。
過去へ戻る時一回1927年を挟むのも必要無かったかなと。もっと描かなきゃいけない場面が有ったのではと思ってしまう。
そして一番腑に落ちないのは天竺の皿は後一回しか使えなかったはず!!あの設定は何処へいったの？
全体的に前作より映像クオリティも上がり、物語のアウトラインはﾒﾁｬｸﾁｬ良いのに説明不足で腑に落ちないところが多く、更に前作と合わせて２作品鑑賞して辿り着いた結末があれかよって!!
まぁ、低評価も致し方なしかなと…。
アクション面では前作ほど量も多く無く、外連味も無いので盛上りに欠けるかな。
なんて思ってたらラストの倉田保昭御大との一騎討ち!!しかも結構長尺でやってくれたよ!!これだけでもこのような映画を観た甲斐が有ったってもんですよ!!「ジョン・ウィック：コンセクエンス」のドニー・イェンVS真田広之ぐらいシビレる闘い!!眼福でした!!
