こりゃすげえ。これを見てなかったのはかなり後悔!めちゃくちゃアナーキー。
イヤ〜なバイオレンスをねっとりこれでもかと描く冒頭から「ヤバイ」と思わせる凄味がある。その後もバイオレンス描写が同年代の東映ヤクザ映画の中でも頭一つ以上抜けてる印象。
渡瀬恒彦のほぼ死人のような演技もやべ〜。「仁義の墓場」の渡哲也も凄かったが兄貴より2年も早くヤク中の役をやってたとは。
辰兄は相変わらずこういう飄々とした役がハマる!(ワンワンスタイルて)マトにかけられた後に挨拶しにくるシーンは独壇場だ。
主役だと思ってた安藤昇の退場も豪快でびっくり。結婚式襲撃で新郎新婦ともに死ぬってなかなか無い気がする(しかも新婦は妊娠中)。撃たれた相手がスローモーションで倒れるところペキンパーぽかった。
賭場の胴師、妙にリアリティある口ぶりだったけど本職の人だったりするのかな。