酸辣湯麺大好きまちのさん

映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめての酸辣湯麺大好きまちのさんのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

映画のポスタービジュアルを見たときからとても期待していましたが、その期待以上でした。どのプリキュアの映画とはまた違う見終えた後味がありました。
まず作画がとても細やかで綺麗です。エンドロールにGO!プリンセスプリキュアのキャラクターデザインの中谷友紀子さんとあのゴープリの第一話のキュアフローラの戦闘シーンを担当された藤井慎吾さんの名前があり、納得しました。
キャラクターの動きだけではなく表情、仕草、演技のひとつひとつが細かくそれだけでも見る価値があります。
好きなシーンはたくさんあります。ひかるちゃんが初めてユーマと出会ったときにうずうずした表情をするところ。
沖縄でシーサーポーズで記念撮影するところ。
まどかさんとえれなさんの見せる「何かあったんでしょ?」と先輩らしい微笑み。
ユニが「おねがい、プルンス」というところ。
アン警部補のシャキーン
そしてララちゃんがユーマに対して怒るシーンです。ララちゃん自身も、"相手の為"とはどういうことなのかを気付き成長していく気持ちの動きが丁寧に描かれました。
ラストは畳み掛けるような戦闘シーンとダンスと歌にすごく熱くなりました。

ユーマの姿はひかるに似て、そして最後はひかるちゃんとララちゃん二人にそっくりになり、二人と旅してきた思い出がユーマ(星)になる、言わば二人の子どもとも言える存在。
地球もまたスタードロップでできた星なのかもしれないですね。
最後に渡されたスターカラーペンはいつか使うときが来るのかな?
そんなわくわく感じる余韻が広がる最高の映画でした。