DaisukeYoshino

リマスター: ビクトル・ハラのDaisukeYoshinoのレビュー・感想・評価

4.0
70年代チリの実状が、今の日本と重なりとてもとても恐怖をかんじる。約80年前という近い過去ですら、日本でも同じように小林多喜二は拷問され殺された。これは過去なのか未来なのか。歴史は繰り返す。自分の愛する人たちを想像すれば、どんなに無残で理不尽なことか痛感できる。事が起こってからではどうにもできない。平和と思える今こそ愛する人たちを守らなければいけない。って思いながらここ数年、最近本当に手遅れかもという絶望感にも苛まれている。共感すること、考えることの大事さ。音楽の強靭さと優しさ。国や人種、時代や時間すら越えて同様な想いを感じれるのは希望でもあり、人類の無情さも感じるなあ。私はニュータイプ論を信じてる。


アンチファシズム。過ちと悲しみを繰り返さないために戦いを続けよう。

真実の明かされていない事柄に対し疑問を提起する姿勢にドキュメンタリー作品のあるべきカタチをみました。内容構成も素晴らしい作品。ビバ!Netflix!