みちまさ

イン・ザ・ハイツのみちまさのレビュー・感想・評価

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)
5.0
チリドミュニキュリカン!

遅ればせながら短期間に2回も観た
大変複雑で辛いテーマを複雑にせず歌にして相手に伝えるっていうのがミュージカルの醍醐味だと思っていて、そこが凄くうまく作用してる映画。

生活と夢、故郷、人とのつながり。ありきたりなテーマではあるけどかなり自分の気づきが多かった。
いろんな世代にとっての故郷

なによりもヒスパニック系移民がテーマだから辛い状況でも歌が明るいし、多様な人種が故に音楽も幅広いジャンルがMIXされていて、この作品ならではのニュージャンルニュースタイル曲が爆誕してる。ほんと曲が好みすぎる。
めっちゃ状況最悪なのにラテン的な考えで『一旦今は楽しもうぜ』って考えが安直なんだけど凄くズシンと来て毎回泣いてしまう。

踊り、歌、ラップ、アートで自己表現することに憧れちゃう映画
8mile以来のラップかっけぇ映画。

面白かった!で終わらせずにキューバの現状やアメリカの移民問題を調べるきっかけになりました
みちまさ

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