テレビ版放送前に公開されたPVで期待したスケール感、テレビ版では肩すかしを喰らわされたけど、劇場版でそれが出てきてて終始ニヤニヤしながら観ちゃった。
テレビ版でもやもやしてたところがすっきりわかりやすく、観たかったところはしっかり描かれてて気持ちよい。
特にアイーダが新しい解釈で演技されてて、わかりやすくなってた。メカ描写にしっかりこだわってるのも嬉しいね。キャピタルタワーの存在感も上がってたし、良いカット多かった。
物語に関してもぜってー劇場版前提の脚本だっただろってくらい話の繋がりとキャラの感情がわかるようになってて、テレビ版の時は尺に合わせるのにほんとに苦心したんだろう。毎回テンポ速いし、1週間開いちゃうことで話の繋がりがわかりにくくなってたもんな。泣く泣く切ってたであろうカットを観れたことは待たされた甲斐はあった。ただ、そうだとしたらテレビ版があまりにも強引なのでは。テレビアニメで物語を伝えるのって無理なんじゃんって思っちゃった。ずっとテレビシリーズやってた人がじじいになってもそれでいいのか？まあ常に富野作品のテレビシリーズはまとめきれず、後半ごちゃってる印象はあるから元々苦手なんだろうけど。映画畑の人なんだなと改めて思う。
モノローグに関しても疑問です。いいんでしょうかあれで。中盤のアイーダのモノローグ気持ち悪かった。
あとせっかく劇場版と銘打つなら音を5.1chにしてくれてたらもっとスケール感出て満足できたのにな。
何にせよやっと人に薦められる作品になったのは嬉しい。
第二部も楽しみ。
