やまじん

魔女がいっぱいのやまじんのレビュー・感想・評価

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)
3.6
遠い昔のこと、世界には魔女と呼ぼれる常に子供を消すことしか考えていない存在がいた。彼女らは容姿を隠すため常に長い手袋、そして帽子をかぶりながら一般人として生活し、悪さをしていた。そんなあるとき、主人公がある理由で泊まっていたホテルに魔女の集団がやってくる。そして、ひょんなことから主人公はネズミに姿を変えられてしまうことに。他のネズミに帰られてしまった仲間とともにもとの姿に戻ろうと魔女に戦いを挑む!果たして、もとの姿に戻ることはできるのだろうか?!

みていてとてもワクワクするそんなファンタジー映画になっていて見終わったあとには童謡を聞いたあとのような安らいだ気持ちになっていたことに気づいた。

アン・ハサウェイの怪演がなんだか映画の良いスパイスになっていて次はどんな表情を見せてくれるのだろうと終始胸踊らせながらの鑑賞。
そして、ネズミになってしまった子どもたちの可愛らしい姿には思わずお母さん目線で見守ってしまった。そんなネズミたちの頑張る姿にはなんだか見ていてとても癒やされる気分になって気持ちの良いものに仕上がっている。

魔女が意外ととろく写っているのもこの映画の良きところ!あまり強すぎず、かと言って弱すぎずの半端な強さにされているので、なんだかホームアローンのようなハチャメチャぶりで全世代が程よく楽しめる見事な作りになっているなーと感心!
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