結構、トラウマ系。
教育映画的な作りが、前面に出ていて、現代人が見るのは、精神的に、結構厳しい部分もあるにはある。
ただし、そこは、敢えて敢えて、傍においてみると、
アート系、アヴァンギャルド、アクション、サスペンス、ヴァイオレンス、黒幕もの、
いろいろ入っている。
オープニングの公衆電話のシーンや線路をひとり歩いてくる梅宮辰夫といい、ハッとするところも多々あるし。
カメラワークも凄くて、「うる星やつら」の温泉マークとサクラさんのあのシーンを実写でこの時代にやってて、びっくり。
あの写真は、もしかして『薔薇刑』?
誠直也もいいところで出てたね。
監督は、脚本では、何度かなにげに名前を目にしたような気がする内藤誠。