アオキダイスケ

イート・スリープ・ダイのアオキダイスケのレビュー・感想・評価

イート・スリープ・ダイ(2012年製作の映画)
4.3
楽とは言えない父娘の二人生活、父親は身体を痛め満足に働けず、主人公である娘のラーシャは勤め先でリストラにあい、新たな仕事を探し始めるも…。
都会と郊外都市の経済格差、郊外都市の閉塞感、移民を巡る問題、様々な要素を持ちつつ、一人の女性が自分のアイデンティティを見つけようとする物語でもあるなぁと。『フランシス・ハ』や『勝手にふるえてろ』などに近いかなと感じた。(直面してる問題はより切実ですが。)色々な要素を持ってあっても、詰め込み過ぎ感が感じられず、とてと見応えがありました。