「関ヶ原」に引き続き
原田眞人による司馬遼太郎映像化シリーズ
個人的には大満足
言われているようにキャスティングが
文句の付けようがないラインナップ
新撰組全映像化の中で間違いなく
トップクラスのナイスキャスト
ていうか誇張じゃなくて
自分が好きな俳優さん ほぼ全員出てます
最早 原田作品常連な三浦誠己
大場泰正のお2人は是非知っていただきたい
時代背景も台詞回しも所作も
安定の原田監督ですから信頼できますが
「関ヶ原」で足りなかったチャンバラ関係
ほぼ岡田准一監修らしい ですが
ここが堪能できた(特に天然理心流)のが
もう素晴らしい
後は西洋式軍隊編成を取り入れた
新撰組という組織の戦い方
池田屋事件をメインターゲット 宮部鼎蔵=ビン・ラディン暗殺ミッションと
重ね合わせたという原田監督
監察による密偵 情報収集
40分間に及ぶ対30人との斬り合い
分割した土方隊の到着シーン
音楽といい緊張感といい
まさにゼロ・ダーク・サーティで
楽し過ぎてよだれが出ました
それと当初はやるつもり無かったそうですが
函館 五稜郭戦 短かったですけど
この140分の映画の中での
激動の時代の流れ
(武士の時代からその終焉
幕府軍 新政府軍ともに
西洋式軍編成同士の
西洋式合戦)を感じられて
凄く良かったです
来年以降も司馬遼太郎原作映画
手がけ続けるらしいですが
もう安心しかない原田監督なので
これは是非 継続して欲しいです
最後に細かいですが
大河ドラマとかで有名な
青いだんだら羽織 バカにしているの
個人的に凄く嬉しかったです..
