この映画は新撰組への知識があるかないかによって感想だいぶ変わってくるであろう映画だなと。
土方さんが回想するという形でめっちゃ概要を喋ってくれるので、ある程度はわかりやすいけど、登場人物多いから。。。
私はマニアかってくらい新撰組の本たくさん読んできたので(のわりにこの原作の司馬遼太郎さんの小説は読んでないんだけど)、「まだ池田屋?進行遅ない?」「え、今やっと甲子太郎登場?」って感じで見てた🙄
新撰組の歴史の中でここがハイライトになるであろうという場面がスルーとまではいかないけど、あまりにもあっさり済まされてる💧
ただ、キャスティングが、新撰組の隊員それぞれ思い描いてた通りのイメージの役者さん、って言うのが多かったです✨
特に近藤さん、井上さん、山南さん、芹沢鴨あたり。
藤堂平助がはんにゃの金田やったんはびっくり😳
村上虹郎さんはこないだのるろ剣で沖田総司役だったからなんか変な感じ💦
キャラ的には山崎さんと井上さんと慶喜さんがだいぶくせ強かった🤣
山崎さんの白菜とイノシシのくだりめっちゃじわるww
史実と違わずどんどん隊員が死んでいっちゃって悲しいんだけど、その中でも土方さんと総司のほのぼのとしたやりとりに癒された✨
ただ、史実に忠実にしすぎてるのか怖っ😨って思うことも多々あって。
まず、子どもの髪型。
中国料理のお店で出てくるお皿の絵にありそうな髪型、リアルな人間で見るとなんとも言えないw
あと、孝明天皇の白塗りと喋りw
他にも違和感を感じた点多々。
「土方さんは詩人です」って言われてはったけど、現代で言ったら「土方さんはポエマーです」ってことやんな。。。それなんかきもいww
そして音楽がけっこう違和感😥
池田屋事件でその曲!?ってなったし、近藤さんの謎のダンス、それアイルランドのじゃない?ってなった💧斬新。。。
鉄之助は、鉄腕DASHからの「鉄」繋がりでキャスティングされたん?←たぶん違う
なんか思い描いてたよりノリ軽めの新撰組映画だったけど、岡田さんと山田涼介さんの演技が特に素晴らしかった👏🏻
総司の死ぬ間際のシーンとか鳥肌たった✨
そして岡田さんに至っては、エンドロール見てたら、もちろんいちばん最初に名前出てくるんだけど、また後半「土方関連殺陣 岡田准一」って出てくるんですよ。
もう、役者の域を超えててすごい人だなと。
血の描写がえぐくて個人的にはしんどかったんだけど(そこで★-1)映画館で見て良かった映画✨