mi

窮鼠はチーズの夢を見るのmiのレビュー・感想・評価

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)
3.7
ものすごい見応え………
ちょっとドキドキするシーン多すぎで焦ったけど。。この役を演じた2人、素晴らしい。

いまがせの愛が重すぎる。若干ストーカーではと思ってしまったし、本人だったら本当に苦しい。
かたや、大伴はまじでクズ。最初クズってなんだろうって思ったけど、まじでクズ笑
重たい成田凌が可愛すぎて、可哀想になる。
でもそんな愛情表現真逆のふたりだけど、ちゃんと好きっていうのが最後伝わってきて、素敵だった。
大伴の成長ぶりがいい。人のこと全然好きじゃないのに、見てないのに、ゲイバー?クラブ?まで行って求めてるとことか。
ちゃんと好きだったよ〜

というか成田凌が最高でした。女の子に見えちゃったりもして同性を好きになるのってこういうことなの?なんて思ったり。(きっと違う笑)
切ない表情がたくさん、苦しい、哀しい、幸せの切ない。すごくすごく魅了された。弱気な感じなのにグイグイ引っ張ってく感じはかっこいいし、なんかすごく合ってるというか違和感がなかった。ねちっこいわがままな感じ?
大倉くんもイケメンがクズにしか見えなかったし、最後はイケメンだった…
リアルもそうだったらどうしよう、とか思うくらいリアルだったな。もともとなんかクールそうに見えるし感情見えにくそうだしなぁ。

にしても、恋愛模様が凄まじかった…こんな情熱を注いでみんな生きているのか…
心底好きになっちゃうと例外になるだろうし、自分がなくなっちゃうし、でも、なんですかね。(笑)自分がなくなっちゃうので、私には辛いんだなあ。…でもきっと「好き」があった方が幸福感すごいんだろうなあ…………なーんて←


……いつもですが、上手く纏まらないけど、あっちこっちの見応えがすごい映画でした。夜中に一人で観て正解。(笑)


修羅場予兆の回と修羅場本番の回と誕生日の日のシーンがとっても好き。
誘ってる目線とか探ってる目線とか、挑発してる目線とか。すごいわ。
からの本番カールバーグと成田凌、最高。笑った
からの〜成田凌の表情が切なすぎるーーー辛かった……
ワイン抱きしめてるとこも、最高だったね。
mi

mi