張

窮鼠はチーズの夢を見るの張のレビュー・感想・評価

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)
4.0
原作の窮鼠はチーズの夢を見る、俎上の鯉は二度跳ねるを友人に薦められて読んで
本当にめちゃくちゃ切なくて、人を愛するって最高だなと思わせられてた時に映画化が決定したのを知ってずっと楽しみにしていました。

岩井俊二監督に影響を受けてきた行定勲監督の映画。
本当に美しくて堪らなかったです。
フランス映画のオルフェを観てるシーンはゾワゾワしました。
(気になる方はオルフェも是非観て頂きたいです。ギリシャ神話ベースのお話です。)

様々な愛についてがメインの映画なのかなと思います。
漫画では女性視点的な内容でしたが、映画になると男性的な視点も加わりとても楽しかったです。
原作と違い、タイトル通りのラストを迎えていて、本当に切なくてどうしようもない気持ちになります。

成田凌さんの身体のラインの美しさ、大倉忠義さんの雄々しい身体つきは素敵でした。
お二人共、原作のキャラに凄くマッチしていて本当に最高でした。
張