かれえ

窮鼠はチーズの夢を見るのかれえのレビュー・感想・評価

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)
3.7
原作見てから行きました
とにかくキャストがいい
主演2人はもちろん、取り囲む女性陣の演技がすごく良い
あとストーリーも全体的によく纏まってたと思います。


性愛についてかなーり掘り下げるタイプの映画だったから男性同士はもちろん男女の濃厚シーンもありました。
今まで見た中で一番濃厚でしたね
苦手な人は注意したがいいかもです

原作者の方がインタビューで恭一の感情は「自分が女性に告白されたらどうだろう」という仮定をして考えたって答えてて、えっ、普通は美人で一途な女の子に告白されたら嬉しくならないんですか!!!って驚きがあった

たまき!!!かわいよー!!!足が可愛いよ!
恭一なんか捨てて私と付き合お!!!

↓ネタバレ?かも


逆にたまきとは朝チュンでお付き合い→結婚って言うあっさりした流れで見てて不快にならない絶妙感ありました。


同性愛ものの映画なのに評価がいつもより低いのは、せっかくハッピーエンドの原作なのにそれに従ってないからです。
同性愛者の恋愛はうまくいかないって言うステレオタイプとでも言うべきものを感じた。辛いのは現実だけでいいよ

あと、ラストのたまきとのシーンは台詞が削られすぎて、マジで恭一がクズにしか見えない。たまきちゃんわりといいセリフ言ってたので使って欲しかったなぁ、、、


好きなたまきの台詞→「母がいつも言ってました。人のものを取ることはできるけど、必ず報いを受けるんだって…。(中略)恭一さんはずっとその人のものでした。私にはわかってました」
原作読んでもう一回くらいいくかも
かれえ

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