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フォードvsフェラーリのtakaeのレビュー・感想・評価

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
4.4
フォロワーさんから出来ればIMAXで!とオススメされてたけど、時間が合わずに今回はグランドシネマサンシャインオリジナル規格の上映方式、「BESTIA」で観てきました。3次元の立体音響を実現させるとかなんとか...確かに音が立体的に聞こえた気がする。作品自体めちゃくちゃ良くておかわりしたいくらいなので、もしできたらIMAXと比べてみたいです。

私、息子がカーズにはまった時からスポーツカー大好きで、街でスポーツカー見かける度にテンション上がって、それは息子のカーズブームが去ってからも続いてて。
実際のF1って観たことないし知識もないけど、もう今回はほんとにめちゃくちゃ興奮したし、F1に取りつかれる人の気持ちがよくわかりました。

あのエンジン音がお腹に響く心地好さよ!走行シーンではいつアクシデントが起こってクラッシュするんじゃないかと常に手を握り締めて緊張したし、コーナーギリギリを駆け抜けていく様は身体中をアドレナリンが駆け巡って大興奮!臨場感ある音とレースシーンに魅せられました。

あとはやっぱり主演の二人。ワンハリでプラピとディカプリオが並んでるの見て幸せだったのと同じくらい、もしかしたら私の中ではそれ以上に嬉しくてワクワクしました。

クリスチャン・ベールのあの猫背とかちょっと癖のある動作、訛り、外見もそうだけど、かなり本人に寄せてきててほんと凄かった。オイルの匂いがしてきそうな感じも好き。
そして、私の中ではやっぱりマット・デイモン!この映画を観て、私自分が思ってるよりかなりマットデイモンのこと好きなんだなって思いました。オデッセイの時も思ったけど、決して諦めないところやユーモアを感じるところがすごく良かった。

あとはこの二人のまるで子どもみたいに利かん坊で頑固で夢があるところがめちゃくちゃ好きで。あの喧嘩のシーンは幸せすぎて泣けてきました(泣くポイントよ)奥さんも良かったよね...ああいう奥さん理想。

二人を支えるスタッフたち、家族、全てがワンチームっていう感じも良かった。やっぱり一人で戦うものじゃないんだなって。
ただ、あのスーツ着た威張りんぼうの口だけ番長の副社長だけはほんとに許せん。人として許せん。観ながら思わずファーック!って呟きが漏れるくらいほんとに許せなかった(脚色あるかもだけど)
でも、あのレースの後で、肩を組みながらすぐに未来のことを語りだす二人がほんとに何と言うのか言葉が出てこないくらい素敵で😢😢
思い出すだけでまた泣ける...いやもうほんとに胸が熱くなってたくさん泣いた作品でした。

男の友情っていいな。
この映画観ながら、私も男に生まれたかったって思ったりしました。
重い腰を上げて映画館に観に行って本当に良かった!これは💿出たら絶対に買います。息子にも見せようって思います。
まだ1月だけど、今年のベストに入るの確実です🏁🏎️💕
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