バッドエンドでつないでいく物語。
ひたすら胸糞の悪く進んでいく破壊力。
さすがトラウマホラーの鬼才は伊達じゃない。
中盤あたりで明らかになる○○オチが、
まさかのここまでバッドエンドとは、胸糞っぷりが凄まじい。
何より少女が理不尽に暴力を振るわれる姿は生理的に厳しくて、
観客もどんどん追い詰められていく。
…にも関わらず、
ラストに訪れるカタルシスは、意外なほどあっさりしていて、
なんともこの監督は意地悪だなぁと思わされる。
斬新さはないものの、技術の高さを感じるホラー演出
言葉じゃなくて映像でしっかり怖がらせてくれる。
さらにほとんどのシーンがボコボコの顔で叫び続けた、
主演の二人の演技もまた素晴らしい。