遂に時代が追いついてしまったのか…
今まで様々なSF作品にその片鱗を感じさせながらも、原作は完全に映像化されることなく持て余されていた原作が、あのメッセージ、ブレードランナー2049のドゥニヴィルヌーヴによって作品化されたことが個人的に嬉しすぎる。
アラキスパートでのロケ地、ヨルダンにて厳かに自然の美しさを描きながらも、時に様式美、宗教画のような構図を見せてくれるこの作品に名匠ハンスジマーの重く荘厳、かつ野性味ある楽曲が花を添えている。
多くを語らずも着実に物語が進んでいく様は、ひたすら分かりやすいものを求めるライトな視聴者を意識せず、純粋に作品の質を高めようとする監督の強い意思を感じる。
(というかこんなシンプルなストーリーがわからない奴はスターウォーズもアベンジャーズも少林サッカーもきっとわかってない)
続編へのレジェンダリー出資頼む!お願い!!