最高の世界観と最高の原作と、
最高の制作陣で。
めちゃくちゃ。めちゃくちゃ最高だった。
見事なまでの想像力。
完膚無きまでの表現力。
ドゥニ監督の手腕に
ただただ、ひれ伏した。
なんて素晴らしい叙事詩。
前評判では賛否が真っ向から分かれていた
印象だったが、私には最高だった。
よけいなものがなく、
この言葉しか思いつかないが、
すべてがシンプルなのに一部の隙もなく
冷たい感じがするのに
各キャラクターの内に秘めたる炎が
手に取るようにわかる、
実に隅々まで楽しめる作品だった。
久しぶりに真のSF映画を観た気がする。
まだPart One という事で
Part two が待ち遠しくて仕方ない。
大まかなストーリーを書きたいが
大まかに書けないくらい複雑な内容なので
ぜひトレイラーなどを見てほしいが
原作を知らない私でもふつうに楽しめたし
どっぷりとDUNEの世界に入り込めた。
DUNE用語みたいなのがあるので
名称など前もって少し知識を入れておくと
なんの話しをしてるのかとか
わかりやすくていいかもしれない。
役者陣も最高だった。
自分の真の姿に葛藤し運命を受け入れながら
見た目の儚さとは裏腹に
内に秘めている力強さを演じきった
ティモシー・シャラメの素晴らしさを筆頭に
渋すぎるオスカー・アイザック、
美しき演技派レベッカ・ファーガソン、
ジェイソン・モモア、
ジョシュ・ブローリンに加え
ステラン・スカルスガルド様の怪演たるや！
悪役をやらせたら右に出るものは
いないのではなかろうか。。
それくらい薄気味悪く底知れぬ悪を
演じた演技力はさすがとしか言えなかった。
ゼンデイヤの青い瞳煌めく笑顔にも癒されるし笑
こんなとこにハビエル・バルデム！笑
本当に素晴らしい作品だった。
エンディングロール見ながら
ホドロフスキー監督、悔しいかな？とか
考えてしまったごめんなさい笑
(いや悔しがってないな笑
たぶん俺にも撮らせろ！
って言ってると思う笑)
