生理ちゃんのMOIのネタバレレビュー・内容・結末

純粋に伊藤沙莉ちゃん好きは観るべき作品。

色々と意見はあるかと思うが、個人的には良い作品だったと思う。

生理ちゃんを背負ったり、腹パンされる事で様々な「生理痛」を表現している描写は、(本来は何クソと思う事だが)とても可愛らしく充分伝わった。

個人的に、「生理って何ぞや」と思う世の男性への初めの一歩として観て頂きたいと思う。作品の中に出てくる女性は、腹痛／腰痛／怠さ／吐き気／眠気等、俗に言う「生理痛」がある人達だったが、中には生理痛がなかったり、軽い女性と個人差がある。
食欲旺盛になったり、ベッドから起きられない程の腰痛・腹痛、貧血で倒れる子等、作品内で描ききれない程の症状がある中で、割とメジャーな「生理痛」を表現してくれていると感じる。

個人差があるという事は、近くの親しい女性、奥様、彼女様に補足で色々聞けばいい。75分で伝えるには充分な内容だったと思う。


生理ちゃんを探して飛び出すシーンは、女性なら感じた事がある方がいるかもしれない。初潮を迎えた娘と赤飯を食べるシーンも覚えがある方もいるのではないだろうか。作品中の時々見える、人生観・家族愛、もしかしたらそんなに深く考えずに観る作品なのかもしれないが、ほっこりした気持ちで観終える事が出来た。