ぞんびちゃん

生理ちゃんのぞんびちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

生理ちゃん(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

記録用
やっと7月1本目。これからはもっと定期的に映画観たいなぁ。
原作が好きじゃないのであまり気乗りはしなかったけど、大好きな二階堂ふみが主演なので鑑賞。
やっぱり二階堂ふみは可愛い。
思ってたよりも普通に観れる内容だった。可もなく不可もなくという感じ。
ただ生理の擬人化ならもっと詳細に描いて欲しかった。1発殴って後は寄り添うだけってあまりにも優しすぎる…私の生理ちゃんは常にプロレス技かけてくるんだけど。
あと生理ちゃんの対義語?で男性は性欲くんと童貞くんって……いや正直性欲くんは面白かったけど、生理と性欲を同等に扱われてるみたいでちょっと嫌だった。けど憎めない性欲くんのキャラクター。
あと母親を亡くした子供と、その父親の恋人の関係がリアルだった。全員の気持ちが分かるから辛いね。けど、お母さんが亡くなって2年で再婚まで考える恋人を作るのは確かに早いでしょ…。そりゃあ娘もグレるわ…。
あと「僕はかりんの為だけに生きてるんじゃない」って絶対親が言ってはいけないセリフだよ。親の勝手で産んでおいてよくそんなこと言えるな…。でもお父さんが娘を二の次と考えてるというわけでも無いんだよね。お父さんは二階堂ふみが好きだから結婚したいんじゃなくて、娘の母親が欲しかったんだろうな。
良い意味で全員が人間臭くて良かった。
観て損はしないけど、特に「生理」がメインの話ではないし、ほぼ生理は関係無いなぁと思った。