誰がために、そのシステムはあるのか。
「ありふれた教室」に続いて、ドイツ映画「システムクラッシャー」鑑賞。どうやら評判では胸糞映画だったらしいが、タイトル通り今、世の中に蔓延るシステムをぶち壊すような爽快さのある映画だったように感じる。もちろん、目を覆いたくなるような胸を痛めるシーンもあるが、この映画が描きたいことって、全体を救済するようなシステムが、機能不全を起こしており、個々人をしっかりと見つめることが大切なのではないかと教えてくれる。ひとりひとりが抱える課題が違うわけだから、一括りに解決策を提示するのではなく、よりパーソナルな解決策を導いてく。そういったことが豊かに暮らすうえで必要なのではなかろうかと、悶々と劇場を後にした。
#社会派パンク
#のような
#映画ではなかろうか
