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殺人鬼を飼う女のGODZILLASAURUSのレビュー・感想・評価

殺人鬼を飼う女(2019年製作の映画)
2.0
「エロに寄りすぎ」

中田秀夫監督で原作が大石圭、これは魅力的と思ったが。
大石圭ということで、エログロはそれなりに描写されるだろうな、と思っていたが、エロシーンがかなりの時間を占めており、さらにR15版はボカシが多く、げんなりしてしまった。
最初のレズシーンはなかなか良く出来ていて、そこら辺のAVよりもエロかったが、それ以降は雑なエロ。
最後の男性1人対女性1人のセックスを他の人格も含めた複数人プレイとして描いたのは、多重人格モノとしては新しい試みだったが、ボカシのせいもあって何が何やらごちゃごちゃしていてわかりにくい。このシーンが何を表現したいのかも伝わりにくい。

主人公の他の人格も、それほど魅力的なキャラではなく、“殺人鬼を飼う”というタイトルの割にはサイコなキャラはいない。殺人シーンもいまいち。
原作はどの程度なのだろうか?

唯一の良かったところは、主人公の母親のヤバさ。
身の毛もよだつ女とはこちらのほうだった。星2.0
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