たいち

アンダー・ユア・ベッドのたいちのレビュー・感想・評価

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)
4.4
他人にちょっと優しくしただけでこんな目に遭うなら、もう誰も人間を信じられなくなるよ。千尋さん、お気の毒に……。

主人公の被害者意識に超ムカついたね。「誰も自分を気にかけてくれない😢」じゃないんだよ。水野しずも言ってたけど、お客様気分でいるからダメなんだよ。自分から盛り上げようとしろよ。サシでコーヒーを飲みに行った相手に、「三井くんって無口なんだね」って言わ"せ"るって相当だよ。面と向かって悪口を言われてるようなものじゃん。そうかと思えば、自分の得意な話題(今回で言うとグッピー)になった途端にペラペラ喋り出すというオタク特有の最悪なコミュニケーションを披露。

「オタクはキモいorキモくない論争」が定期的にネットで巻き起こるけど、そんなのキモいに決まってるだろ。いい加減にしてくれ。相手の気持ちを考えずに好きなことだけ散々喋っておいて、キモいとは思われたくないって都合が良過ぎるよ。大体キモくなかったら、そいつは「オタク」とは呼ばれずに、「ファン」とか「マニア」って呼ばれてるよ。「オタク」=「キモい」んだよ。

話が脱線し過ぎたね。

てか、イケメンで清潔感もある主人公が誰にも相手にされないなんて大嘘。大嘘に騙された(フリをした)上で、長文レビューを書いている俺の気持ちにもなってくれ。

なんかこのレビューを書いてたら、喉からめっちゃ血が出てきた。やだ〜涙。

何より、久々にこんなにエグ過ぎる暴力描写を観たよ。夫のDVがエグ過ぎて、主人公のストーカー行為のヤバさが薄れていく。軽めのフェチ映画だと思って観たら、『冷たい熱帯魚2』だったよ。

そして、高良健吾は本木雅弘の次にカッコいいね。暫定、宇宙2位。
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