吉島崇光

サイダーのように言葉が湧き上がるの吉島崇光のレビュー・感想・評価

3.9
「山桜 隠したその葉 僕は好き」

俳句好きヘッドホンボーイとマスクライバーガール。

どこか弱さを隠した両者が出会い、一夏の恋が始まる物語。

サイダーを通して夏を見ることで、言葉が湧き上がってくる。

当たり前のことに、命を吹き込むことができる。

こんな青春時代、私には無かったなぁ。

いや、見ようとしていなかっただけなのかも。

毎年、夏になったら見たくなるだろう素敵な映画でした。
吉島崇光

吉島崇光