Arima

チャイルド・プレイのArimaのレビュー・感想・評価

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)
4.0
"AI暴走パニックもの"を現行のネットワーク家電のシステムでやり、ついでにチャイルドプレイの包装紙でパッケージした作品。
予想外に違和感なく観れた。
というのも、かつてのチャイルドプレイとは全く別物として観れたから。

人形が親友になるべく環境から学習するのだが上手く行かず、人を殺すという間違った成果で主人に認めてもらおうと行動する様は、世に聞くストーカーというやつでは?
なるほどこれはストーカー撃退ムービーだったのか。

車を暴走させたり、位置がスマホで特定出来たりする点はAI家電ならではを感じさせた。
殺害方法にはもう少し工夫が欲しい所。

少年少女が協力する展開も応援したくなるし、個々のキャラクターもよくある感じでわかり易かった。
小太りの子供はこういう映画では鉄板よな。良き。

ママ役のオーブリー・プラザ。
表情めっちゃ豊かで好きになった。もっと映画出て欲しい。

チャイルドプレイのタイトルを冠していなければ出会わなかった作品かもしれず、中身も別物として作ってあるのでタイトルを拝借してあってもそんなに嫌な気持ちにはならなかった。
素直に観るとなかなか楽しい作品。
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